ご存知でしょうか？

公害による被害を受け一生治らない病気を抱えた患者らが一年に一度集う「全国公害被害者総行動」を。日本の４大公害と言われるのは　イタイイタイ病・四日市ぜんそく・水俣病・新潟水俣病ですが、その後も次々と公害は発生し、苦しめられている患者らが「なくせ公害・守ろう地球環境」をスローガンに環境月間の６月初めに全国から参加します。

　環境大臣はじめ、各省庁や内閣府・公害企業や経団連などと交渉をします。被害団体は上記のほか、カネミ油症・建設アスベストや福島原発避難者・基地騒音など多岐にわたり、環境汚染を訴えてきました。公害裁判での被害の訴えにより、救済制度や環境改善が図られ、その果たした役割は計り知れないものがあります。

　しかし、いずれも公害による病気は未だ治療法がなく、亡くなる患者・生涯医療を必要とする患者がいます。一人でも多くの被害者を救うために、誰もが健康を奪われることのない社会を目指して続けてきた行動です。

今年も6月の公害総行動で環境大臣に提出する署名にご協力をお願いいたします

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